一応、今回は保育士らしい投稿をしますね(笑)
実は今まで担任になったクラスで一番多かったのが、1歳児~3歳児なのです☆
子どもたちと過ごす中で「こんな時どうしたらいいんだ💦」という問題が、いつどんな時もありました。
でも、子どもたちの反応が一人ひとり全然違くて、それがまた保育の面白さというか♪
20年この仕事を続けてきた理由の一つでもあります(´▽`)
そして、今回はその中でも、1歳児~3歳児の子ども達の”食事”について、お伝えしていきたいと思います(´▽`)
食事の時間、こんなことありませんか?
子どもとの食事時間は、楽しいときもあれば、思わずため息が出るような場面もありますよねぇ(;´∀`)
とくに1歳〜3歳ごろは、食べムラや好き嫌い、遊び食べなど
「なんで食べないの?( ;∀;)」と親御さんや保育士さん達の悩む声がよく聞こえてきました。
でも、その悩みはお子さんの心も体も成長している証拠ですのでご安心を(´▽`)
ではここで、私が実際に現場で実践&体験してきた食事の時の関わり方のコツをダラダラご紹介します(笑)
🍴1歳児~3歳児 食事の関わり方のコツ
① 「食べる」ことが楽しい!を伝える
ここが本当に一番重要♪
食事は「楽しい時間」だと感じられるようにしましょう!
また「おいしいね」「きれいに食べたね」等、その時の嬉しい感情をしっかりと言葉で伝えることで、
子ども達の“頑張って食べよう”という意欲がきっと高まります☆
② 子どもの「今」に合わせる、そして受け止める
お腹が空いていなかったり、眠かったり、体調がいまいちで食欲がなかったり…。
そんな「今」の状態に寄り添うことで、子どもは安心して食事の時間に向き合えます(;´∀`)
「食べたくない、食べられない」子ども達の一つひとつのサインを見逃さないようにしましょう。
無理に食べることを促すのではなく、その時の気持ちをしっかり受け止めてあげることが大切です。
③ 苦手な食べ物、嫌いな食べ物、全部無理に食べさせる行為は絶対×!頑張ったことを認める
「全部食べないとダメ!」「野菜も食べないとダメ!」等の言葉がけは×。
「こんなに食べたんだね♪すごいね」「一口食べられたね!すごいね!」など、できたことを褒めてあげましょう。
また、食事に関する上手にできたこと(スプーン上手に持ってるね♪お口上手に拭けたね等)もたくさん褒めていきましょう⤴
④ 食べやすい環境を整えてあげる
椅子の高さ、テーブルの位置、食器の使いやすさなど、ちょっとした環境の工夫が意外と大事。
例えば、
- 椅子の高さが合わず足が床についていない
- スプーンの形や素材が合わない
などが原因で食事に集中できないこともあります。
“食べる/食べない”ばかりに目を向けるのではなく、いろんな方向から食事を見ていきましょう☆
⑤ 言葉をかけるタイミングって意外に重要
「おいしいね」「よく噛んで食べようね」「頑張って食べてるね」などの声かけ、
タイミングによっては子どもの集中を妨げることもあります。
私は「話しかける」というよりも「気にかける」という意識を大事にしています(*^^)v
常に子どもの様子を見ながら、保育を進めていきましょう⤴
※経験談ですが、話しかけられる、見られていると食事が進まなくなる子もいました(;´∀`)
⑥ 他の子と決して比べない
「○○ちゃんはもう食べたよ…」と言いたくなりますが、これは逆効果💦
人と比べられることに喜びを感じる子はいません。
代わりにこんな声かけをしてみてください。
「○○ちゃんのお皿見て♪全部食べれたね☆すごいね♪
○○君のお皿もきれいになるところ見たいな~(´▽`)先生もお手伝いするから頑張ろう♪」
“比べる”のではなく、“頑張ってみよう”と思えるような言葉かけが◎です♪
こういう時どうする!?実践的なコツ
① ごはんの時間なのに座らない!食べない!そんな時どうする?
まず、食事の際に「椅子に座る」という行為が一番最初にきますよね(;´∀`)
ここで大事なのは、「無理に椅子に座らせないこと」です。
無理に座らせようとすると、食事の時間が“拘束される時間”となり、子どもにとって苦痛の時間になります。
▼少しずつ座ってごはんが食べられるようになる小さな工夫
- 保育士の膝に座る(少しずつ椅子に切り替えていく)
- 椅子にマークを貼って興味を持たせる
- 椅子に座るけどすぐに立つ→それはそれでOK!
- 絵本等をテーブルに置き、給食直前まで使えるようにする
- 保育士も一緒に座ったり、友達の様子を見せたりする
- 活動で体を動かしてお腹を空かせる
- 食事のルールを最初から押し付けない
- 立って食べていても、食べていればまずOK
まずは「おうちでどんな風に食べているか」をしっかり把握して、少しずつ園やクラスのやり方に移行していきましょう♪
▲NG行為
- 無理やり座らせる(拘束はNG!)
- 椅子に座って食べないから慣らし保育を進めない(まず食べることが出来ているのであればOK!)
② 苦手なものを食べない、好きなものだけしか食べない、そんな時どうする!?
これはもう、保育士さんたち全員が体験してますよね?(笑)
もちろん、“無理強い”はNG。でも「偏食が多すぎるとどうなの…?」とも思いますよね。
▼偏食のお子さんへの対応コツ
1.まずは、好きな食べ物だけでよし(*^^)v
- 雰囲気に慣れることが大事
- 食べたことを褒める
- 偏食を“悪いこと”ととらえない
- 食べたら大げさに褒める
2.他のことを褒めましょう
- 大きなお口で食べられた
- こぼさずに食べられた
- お口をきれいに拭けた
- スプーンを上手に使えた
→「褒められたい!」という気持ちが「苦手な食べ物&偏食」攻略の鍵!?♪
3.角度を変えてチャレンジ!
- 保育士が一緒に食べて見せる
- 友達の姿を見せて褒める
- 食べたら楽しいことがある仕掛け
- 他の先生にも褒めてもらう
- 「明日頑張ろうね!」と、未来に繋げる声かけ
どんな人にも苦手な食べ物はあります。
ちなみに私の“絶対ムリ”な食べ物は「らっきょう」です(笑)あれは呑み込めない…(´;ω;`)
最後に
大人でも好き嫌いがあるのに子どもだけにその考えを押し付けるのはそもそもスジ違い。
最終的には、苦手な食べ物も嫌いな食べ物も無理に食べさせる必要はありません!
保育は焦らず!子ども達一人ひとりのペースを大切にしてあげましょう☆
それが保育士や身近にいる大人たちの役目だと思います(^-^)
という感じで今回もダラダラ書いたな(´▽`)
参考になってる人いるのかな( ;∀;)
自信はないけど…
そもそも自信なんてサラサラないので今回も投稿してみました(^^♪
誰か一人にでも参考にしてくれる方がいたら嬉しいです☆